ABEMAって無料で見られるのがいいよね!
けど、通信量の使いすぎが心配。
ABEMAはたくさんコンテンツがあってついつい見過ぎちゃうわよね。
無料でたくさんのチャンネルが見放題となる人気の動画配信サービス「ABEMA」。
無料で視聴できるのは嬉しいサービスですが、ストリーミング再生にかかる通信費用やデータ通信量は当然ながらユーザー持ち。
スマホでついつい見過ぎてしまい、料金が高額になったり、通信制限が掛かったりといった事態になることも少なくありません。
そこで今回は、ABEMAの動画再生にかかるデータ通信量や費用について詳しく解説し、ギガ不足を解消する節約術についてもご紹介していきます。
ABEMAをよく利用する方、これから視聴を始めていきたいという方は、ぜひ本記事の内容をチェックしてみてください。
Contents
ABEMA動画再生で消費するデータ通信量
はじめに、ABEMAで動画再生を行う際に発生するデータ通信量について解説していきます。
公式サイトで公表されている消費通信量の目安をから引用し、表でまとめたデータをご紹介していきます。
これを知ることで自分が普段ABEMAでどのくらいの通信を使用しているのかが分かるように。
今後のABEMAの使い方を見直す機会にもなりますので、ぜひご覧ください。
画質によって異なるデータ通信量
ABEMAで配信されている動画コンテンツは7種類から選択が可能となっています。
種類は「最低画質」「低画質」「中画質」「高画質」「最高画質」と「自動で最適化」、そして「通信節約モード」の7種類です。
それぞれの画質に応じて消費するデータ通信量が異なっているため、一覧表で確認してみましょう。
画質 | 1GBでの再生可能時間 |
自動で最適化 | 通信速度に応じて画質を最適化 |
通信節約モード | 1GBあたり10時間 |
最低画質 | 1GBあたり5時間 |
低画質 | 1GBあたり4時間 |
中画質 | 1GBあたり3時間 |
高画質 | 1GBあたり1.5時間 |
最高画質 | 1GBあたり1時間 |
なお、デフォルトでは「自動で最適化」が設定されています。
このように1GBあたりに再生できる時間には、公式サイトで明確に表記されています。
最高画質だとあっという間にギガ不足に
接続中のデバイスの通信速度に応じて、画質が自動選択される設定がデフォルトになっているものの、問題なく4Gでの高速通信できている際には、「高画質」や「最高画質」が自動選択されることになります。
上記一覧表を見ると分かる通り、最高画質だと1時間で1GBを消費するというペースで「ギガ」が使われていきます。
1日1時間のドラマをABEMAで視聴するとなると、1ヶ月では30GBを優に超えてきます。
これはかなりハイペースでの消費となっており、契約しているスマホのプランによってはあっという間に「ギガ不足」に陥り、通信制限による速度低下が起きてしまうでしょう。
無料で楽しむことができる魅力的なABEMAである分、ついつい見過ぎてギガ不足になってしまうことも十分に起こり得るのです。
ABEMAの画質設定でギガ不足を防止!
スマートフォンのモバイル通信でABEMAを視聴する場合、どうしてもデフォルトの設定ではどうしてもギガ不足に陥る可能性が高まります。
そのため、ギガ不足を解消するためには、この画質設定を変更することが重要となってきます。
消費ギガを最小限にする「通信節約モード」
最も消費するギガを最小限に留めることができるのが、「通信節約モード」です。
1GBあたりに視聴できる時間は、最高画質の10倍で10時間。1日1時間のABEMA視聴を30日間でも消費するギガは3GBのみ。
データ通信量を極限まで抑えることが可能となっているため、データ通信量を使い過ぎてしまった月や、速度制限目前の場合など、状況に応じて通信節約モードを使いこなすことで機器を回避することができるのが魅力です。
その他、ABEMAのサービスの特徴についてはこちらの記事もご覧ください。
画質設定の変更方法
ABEMAの画質設定の変更方法は以下の通り。
スマホアプリ版での操作となっています。
- アプリメニューアイコンより「マイページ」をタップ
- 「画質設定」>「モバイル回線時」または「Wi-Fi回線時」をタップ
- 好きな画質を選択する
注意点は、画質設定をモバイル回線とWi-Fi回線でそれぞれ設定する個所があること。
モバイル回線を利用しているのに、Wi-Fi回線時の画質設定を変更しても意味がありませんので、どちらの通信回線での画質の変更をするのかは間違えないようにしましょう。
通信節約モードのデメリット
ギガ不足を防止するために有効な「通信節約モード」ですが、メリットばかりではありません。
このモードの難点は「画質がかなり悪い」ということです。最高画質との画質を見比べてみると一目瞭然ですが、通信節約モードの画質は非常に悪く、「快適な視聴」と呼ぶにはほど遠いのが実状です。
ギガ不足の防止を優先するか、綺麗な映像を優先するかはユーザー次第ですが、自身の使えるモバイルデータ通信量の残りと相談しながら決めていきましょう。
また、低画質や中画質といった中間域の画質だと、通信節約モードよりは多少画質が改善します。ギガ消費の効果は半減しますが、前述した1GBあたりの消費データ通信量の目安を確認しつつ、自身の最適な設定を探してみてください。
ABEMAプレミアムのその他メリット・デメリットを知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
その他のギガ節約術をマスターしよう!
ここまでABEMA視聴に関するギガ不足を防止・解消するための画質設定について解説してきました。
続いては、その他にモバイル通信量の消費を抑え、節約するための方法についても、いくつかご紹介していきます。
ユーザーの環境次第ではかなりのギガ節約も可能となる場合があるので、ぜひチェックしてみてください。
できる限りWi-Fi環境を利用する
カフェでのFree Wi-Fi、自宅の光回線、学校・職場でのFree Wi-Fi、駅その他公共機関でのFree Wi-Fiなど、日本国内、特に都心部ではかなりの場所でWi-Fi環境の整備が進んでいます。
そうした周囲にあるWi-Fi環境を持て余すことなくしっかり利用するように心がけるだけで、使用するモバイル通信量の大部分を削ることが可能です。
特に通勤・通学中にABEMAを視聴するという方は、公共機関でのWi-Fi環境をしっかりと活用していくようにしましょう。
また、ドコモやau、ソフトバンクが提供するFree Wi-Fiのサービスは、キャリアの契約者であれば多くの方が利用できる契約プランになっていますので、そちらも利用してみましょう。
カウントフリーの通信キャリアを契約する
ソフトバンクをはじめ、その他格安SIMの中には、ABEMAの動画視聴の際にモバイル通信量をカウントせずに見放題となる「カウントフリー」プランを用意している通信会社があります。
ABEMAのためだけにケータイ会社の乗り換えをするというのはかなりハードルが高い方法ではありますが、ABEMAを生活の一部にするほど重宝している方なら、思い切ってプラン変更やケータイ会社の乗り換えを検討してみてもよいでしょう。
ソフトバンクのほか、BIG LOBEモバイルやLinks Mateで、ABEMAのカウントフリーサービスが提供されています。
気になる方は、下記公式サイトからチェックしてみてください。
テザリングで他の人の通信を利用【最終手段】
この方法は最終手段ではありますが、このようなやり方もあるということだけ頭に入れておくといざという時に役立つことがあるかもしれません。
その方法は家族や友人、恋人などの親しい人のモバイル通信をテザリングで貰うという方法です。
別のスマートフォンのモバイル通信をWi-Fi代わりにして自分の通信を使わなずにネット接続する方法であるテザリング。
Wi-Fi環境が周りになく、ギガ不足が深刻という方がどうしようも無い場合に最終的に使える手段です。ただし、家族や友人、パートナーの許しがもらった上で行うのが基本。間違っても相手のスマホを勝手に拝借して設定するのはヤメましょう。
ABEMAの通信料・費用を確認
続いてはABEMAの動画再生でかかってくる通信料金・費用について確認していきましょう。
現在のケータイ業界では定額プランが用意されているため、「パケ死」という通信の使い過ぎで数十万円もの料金を請求される心配はありませんが、念のため通信量に対してどのくらいの料金が掛かってくるかを把握しておくことは重要です。
通信キャリアによって異なる通信料金
現在、多くのケータイ会社の料金プランでは、モバイル通信量の定額プランが用意されています。
30~60GBの大容量プランや、使用するデータ量に応じて段階的に料金がアップしていくライトプランが、現行多くの通信キャリアで採用されている料金です。
料金は通信キャリアによって異なるため、自身の契約するキャリアの料金がどんな仕組かを事前に把握しておくのがよいでしょう。
通信料金が高くなる境界線【ドコモの場合】
今回は、代表的な通信キャリアであるNTTドコモの料金プラン2種類の例に、使用するデータ通信量に応じてかかってくる料金を確認していきましょう。
【ギガライト】
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【ギガホ】
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ドコモの大容量プランであるギガホは、現在通信料の増量キャンペーンが無期限で開催中のため、通常30GBのところ、60GBまで利用することができます。
1日1時間視聴し、1GBのデータ通信を利用する方の場合は、ギガホなら通信量が超過する心配はほとんどないでしょう。
対して通信を使用する頻度に応じて段階的に料金が上がるギガライトの場合、最大で7GBまでで、料金は3,980円。
1GBまでなら1,980円で利用できるプランですが、ABEMAの視聴をするとほぼ1,980円を超えてしまうのは間違いないでしょう。
5GBまでなら2,980円ですが、ここで抑えたいのなら常に通信節約モードで利用する必要があるため、満足な動画視聴をするのは難しそうです。
ABEMAを快適に楽しむのなら、ドコモではギガホプランが最適といえるでしょう。
まとめ
今回は、人気の動画配信サービス「ABEMA」のデータ通信量の消費に関する情報から、ギガ不足を防止する節約術、そして通信料金にについてご紹介していきました。
最後に本記事の内容をまとめると以下の通りです。
- ABEMAは7種類の映像画質を設定で変更できる
- 画質を低画質にすることでギガ不足を防止・節約できる
- 特に通信節約モードは最高画質の10/1の通信量を節約可能
- しかし、画質は非常に良くないため、理解したうえで利用する
- 周囲のWi-Fi環境をしっかり利用することでギガの節約に心がけるのが良い
- カウントフリープランが利用できるソフトバンク・格安SIMの選択もあり
- ドコモのライトプランでは快適な視聴は難しい。ギガホがおすすめ
映画・ドラマ・アニメはもちろん、格闘技や将棋、麻雀など魅力的なコンテンツが満載のABEMA。
自身のモバイルプランの応じて快適な視聴を継続するためにも、本記事でご紹介したギガの節約術などはぜひ試して頂ければと思います。
ABEMAプレミアムの登録方法はこちら。
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